このページを開いた方の多くは、今まさに携帯電話の契約ができずに困っているのだと思います。
私も2024年の冬に、同じ場所で止まっていました。
10年以上使っていた電話番号を強制解約で失い、再就職の面接にすらたどり着けなかった時期があります。
このサイトは、そのときの私が読みたかった情報をまとめたものです。
このサイトについて
「携帯ブラックSIM比較A-CLIP」は、大手キャリアの審査に通らない方でも契約できるSIMサービスを比較・紹介するサイトです。
月額料金、支払い方法、申し込みから開通までの日数など、契約前に知っておきたい情報を各社の公式サイトで確認したうえでまとめています。
ここで扱っているのは「安いSIM」ではありません。
審査なしで契約できるSIMは、一般的なSIMと比べて月額が高くなる傾向があります。
それでも、今すぐ電話番号が必要な人にとっては現実的な選択肢がここにしかありません。
その前提を隠さずに書くことを、このサイトの方針にしています。
運営者について
| 運営者名 | アラタ |
|---|---|
| 年代 | 30代後半 |
| 居住地 | 関東 |
| 職業 | 物流会社の倉庫管理(正社員) |
| 携帯ブラックだった期間 | 2024年12月〜2025年5月(約5ヶ月) |
| 原因 | 退職後の生活困窮による携帯料金の滞納 |
| 滞納額 | 約8万円 |
| 契約できた方法 | 業界団体の不払者情報を参照しないSIM事業者 |
| 現在 | そのとき取得した電話番号を継続利用中 |
通信業界で働いた経験はありません。
ただ、審査に落ち続けて電話番号を持てなかった側の人間として、そのときに知りたかったことは分かります。
ブラック企業を辞めた半年後、電話番号を失いました
前職は、月の残業が100時間を超える職場でした。
休日出勤が当たり前で、終わらない業務量を個人の責任として詰められる環境でした。
2024年の春、心療内科で診断書を書いてもらい、退職しました。
辞めた時点で、貯金は30万円ほどしか残っていませんでした。
傷病手当金も失業保険も、申請すれば受け取れたはずのお金です。
ただ当時の私には、制度を調べて書類を揃える気力が残っていませんでした。
家賃と食費を払うと、手元にはほとんど残りません。
携帯料金は「来月まとめて払おう」と後回しにしました。
それが始まりでした。
滞納から1ヶ月ほどで、督促のSMSが届きました。
2ヶ月目に回線が止まり、電話もネットも使えなくなりました。
3ヶ月目に、強制解約の通知がハガキで届きました。
10年以上使っていた電話番号は、そこで消えました。
滞納額は約8万円です。
今になって振り返れば、誰かに頭を下げてでも払っておくべき金額でした。
ただ、あの時期の私にはその判断ができませんでした。
再就職できなかったのは、能力ではなく電話番号の問題でした
番号を失って最初に行き詰まったのは、再就職活動でした。
履歴書の電話番号欄が、書けないのです。
メールアドレスだけを書いて応募しましたが、面接の連絡はほとんどが電話で来ます。
折り返せない応募者は、それだけで選考から外れていきます。
ハローワークの窓口でも、最初に聞かれたのは連絡先でした。
無慈悲に「連絡が取れない方には、企業を紹介できません」
と言われたときのことは、今でも覚えています。
詰まったのは仕事探しだけではありませんでした。
銀行アプリは再ログインにSMS認証が必要で、残高の確認すらできなくなりました。
行政の手続きも、賃貸の更新も、電話番号の記入欄で止まります。
LINEも、一度ログアウトしてしまえば戻れません。
家族や友人との連絡も、少しずつ細くなっていきました。
大手キャリアの店舗にも足を運びました。
窓口で断られ、そのあとに申し込んだ格安SIMも審査に落ちました。
そのとき私は「自分はもう、どこでも契約できない」と思い込みました。
この思い込みが、そのあとの半年を無駄にすることになります。
「審査なしでも契約できる会社がある」と知るまで、半年かかりました
きっかけは、職業訓練で知り合った方から「審査をしない携帯会社があるよ」と聞いたことでした。
正直なところ、その場では信じていませんでした。
大手でも格安SIMでも断られたあとだったので、都合のいい話にしか聞こえなかったのです。
それでも他に手はなく、教えてもらった会社の名前を後から調べてみました。
ところが出てくるのは広告ばかりで、どれが本当のことを書いているのか判断できません。
検索結果には、レンタルスマホの会社も並んでいました。
問い合わせてみると、レンタルスマホは月額は高く、契約期間も限られ、番号も端末も自分のものにはなりません。
それでも申し込むしかないかと諦めかけたときに、教えてもらった会社がレンタルではなく、携帯ブラックでも契約可能なSIMだと分かりました。
携帯電話の契約審査では、業界団体が共有している不払者情報が使われます。
その団体に加盟していない事業者なら、過去に滞納や強制解約があっても契約できる場合があります。
審査がないのではなく、審査に使う情報が違う。
教えてもらった話の意味を、私はこのとき初めて理解しました。
半年も足踏みしていたのは、この仕組みを知らなかったからでした。
申し込みから数日で、SIMが届きました。
戻ってきたのは失った番号ではなく、新しい番号です。
それでも、履歴書の空欄は埋まりました。
番号を書けるようになってから2週間で面接に進み、その1ヶ月後に採用の連絡を受けました。
今の勤務先です。
生活が安定するまでには、そこからさらに半年かかりました。
ただ、立て直しが始まったのは間違いなく、電話番号を復旧できた日からです。
このサイトが目指すもの
同じ場所で止まっている人に、遠回りをさせない
私が審査なしSIMにたどり着くまで、半年かかりました。
その半年は、能力でも運でもなく、単に情報を持っていなかったから失った時間です。
契約できる会社を最初から知っていれば、1日で終わっていたはずでした。
その半年を1日に縮めるために、このサイトを作りました。
盛らない、煽らない、断定しない
審査に落ち続けている人ほど、うまい話に飛びつきやすくなります。
私自身がそうでした。
だからこのサイトでは、次の3つを守って書いています。
- 料金が一般的なSIMより高いことも、そのまま書く
- 「誰でも必ず契約できる」とは書かない
- 各社の公式サイトで確認できる情報を根拠にする
審査なしをうたう会社にも、通らないケースはあります。
月額が大手より高くなることも、正直に書かなければ意味がありません。
読んだ人が契約したあとで「聞いていた話と違う」と感じるくらいなら、最初から期待させないほうがいいと考えています。